暗黒星団帝国の艦隊旗艦を担うプレアデス級戦艦。姉妹艦であるガリアデスも大和・武蔵同様に性能サイズ全て同じでしょう。
プレアデス級戦艦、正確に言えば航空戦艦の部類に入りますが、各方面に遠征する艦隊を率いる訳ですから、同型艦が何隻あるかは不明です。
で、初見でやはり気になるのがタイトル通り、艦橋の存在感でしょう。扁平な船体とは余りに不釣り合いなそのサイズというか高さ。
プレアデス級の艦橋は最早、艦橋というよりは超高層ビルです。
プレアデス級の船体の全長は360mもあり、注目すべきは全幅も同じ位あるので、船内容積は相当なものになりそうですが、前述の通り、扁平な形状をしており全高が低く、思う程、船内容積は稼げない感じです。しかし、マッチ棒の様なヤマトよりは数段広いのですが・・・
で、その扁平な船体の上に300mはあろうかという超高層ビルが中央に乗っかってます。
ガリアデスを描き写してみました
一体、これはどういう仕様なんでしょうか?この様な形状の艦艇は他勢力では見当たらず、ひと際異彩を放っています。
これは、やはり暗黒星団帝国人の特性によるものと考えてしまいます。暗黒星団帝国人についての詳細は暗黒星団帝国人を考えるを読んでみて下さい。
暗黒星団帝国人は科学が発達し過ぎた為に種族としての活力が失われサイボーグと化したのです。そんな帝国人が遠征するとなれば、機械の体の方がメンテが大変なのかも知れません。生身の肉体は食事と睡眠で済みますが、機械の体は生命維持装置としての役割も果たしている為、一度異常をきたすと命に関わるからです。
また、遠征途上中に磁気嵐に見舞われて不具合など起こそうものなら、遠征どころではありません。まぁ二重銀河の暗黒銀河内は難所塗れなので、そこを難なく通過している暗黒星団帝国艦隊は、その辺はクリアしてますが。
なので、プレアデス級戦艦の超高層ビルは、機械の体の製造、修理、メンテナンスが出来る施設があるのではと考えます。
また、同帝国は鉱物組成から波動エネルギーを扱えません。なので、大量のエネルギーを常に必要としており、大マゼラン星雲に現れたのもガミラシウムとイスカンダリウムの採掘が目的でした。そして、ガミラス星が消滅した後にイスカンダルがワープした原因も即座に解析してみせました。
その事から鑑みるに、高度な探査、分析能力も付与されていたことも艦橋に多数見受けられるレーダーアンテナ類から間違いないでしょう。
プレアデス級戦艦は戦闘だけでなく、帝国の生命線であるエネルギー採掘の任も負っている上に、艦隊の人員の生命線も担っている為にあの様な艦橋になったのでしょう。一方、母星防衛に使われるグロデーズは艦橋は逆にありませんでした。局地戦闘という真逆の仕様なので、この2タイプの戦闘艦は見た目も対照的です。
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