BGMについて考える

宇宙戦艦ヤマトその他

最近よく感じることがアニメに限らず、ドラマですらBGMが無くなってるなぁということです。リメイクだと旧作と比較が出来るのでBGMの有無が分かり易いのですが、昔の作品は、あらゆるシーンにBGMが付与されていました。

宇宙戦艦ヤマトで言えば、ヤマト艦載機が出撃する時はこのBGM、ワープする時はこのBGMという具合で、逆にBGMを聞くだけで、色んなシーンが目に浮かびました。BGMのクオリティも高く、その力で作品の世界に入り込めたりしたものです。

ですが、今の作品はどうでしょう?アニメに限らずドラマでもBGMは皆無に等しく、あったとしても、そのクオリティは低く、記憶にも残らず、口ずさむこともないわけです。酷いモノだと耳障りで世界に入り込むことを阻害するものまであります。2019年にリメイクされた「白い巨塔」等がそれです。

北斗の拳もリメイクされてますが、絵は綺麗ですがBGMはありません。TV放映時の作品では、ケンシロウが怒り服が破ける時のBGMやラオウの登場シーンとか容易に頭に浮かぶ程、心に刻まれています。そのBGMの力に煽られ高揚感が増したものです。そういった高揚感が今の作品から喪失してしまっているのは、どういうコトなのでしょう?

作品の1シーンを頭に思い浮かべるとBGMが伴い、逆にBGMを聞けば、1シーンが自然と思い浮かぶ・・・デスラー戦法炸裂中のシーンと言えば、ヤマトファンならば直ぐにBGMを口ずさめる・・・こういった高揚感が昔はありました。

力のあるBGMの価値は再評価されるべきであり、復権して欲しいと強く願う今日この頃です。

コメント

  1. バスライダー より:

    長年待ってましたよ~(^o^)

  2. ロミチュウ より:

    ご無沙汰しております。
    以前、山本明のお話で、心を救っていただいたロミチュウです。
    先月、さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち4Kリマスターを観てきました。
    やはり、 「さらば~」は最高ですね。
    再びスクリーンで山本明に会えて、本当に嬉しかった…。
    私が最初に「さらば~」を観た時から45年経って、まさかもう一度観ることができるとは思いませんでした。
    やっぱりオリジナル最高!です。
    リメイク版のヤマトよ永遠に3199の宣伝のための上映っぽかったですけど。
    入場者プレゼントでもらったファイルのようなモノの中に「ヤマトよ永遠にREBEL3199」と書いてありましたから…。

    • batu batu より:

      ロミチュウさん、返事が遅くなって申し訳ありませんでした。コメントありがとうございます。
      永らく放置してしまいまして、ごめんなさい。
      リマスター観に行かれたんですね。
      リメイクのお陰で逆にオリジナルの素晴らしさが際立つと思うので、ある意味感謝かも知れません(笑)
      山本明は好きなキャラなので、私も観に行きたかったのですが、行けずに残念です。
      リメイクの為とはいえ、オリジナルを上映してくれるのは、嬉しいことですよね。貢献出来ずに申し訳ない気持ちです。

  3. ロミチュウ より:

    それとBGMの話ですが、私の場合オリジナルヤマトに限っての話になりますが、音楽を聴くだけで、「あ、この音楽はあの場面だ!」と直ぐ浮かんできます。
    コスモタイガー発進の時の音楽は「ブラックタイガー」。
    宮川泰さんの音楽が素晴らしいというのも、その一つだと思います。
    「さらば~」で最後(ヤマトより愛をこめての前)に流れる「大いなる愛」が一番好きです。
    黄金色の山本明や加藤三郎が出てくるシーンですね。
    あのシーンは号泣です。昔も今でも。

    • batu batu より:

      今は、アニメに限らず、ドラマでもBGMというものが無くなりましたね。
      あることはあるのですが、チープなものでしかなく、このBGMを聞けば、このシーンというものが喪失してしまいました。
      ガンダムもオリジンとリメイクされてますが、BGMは無くなってましたね。
      能力なのか予算なのかは知らないのですが、文化が一つ減った感じがして残念です。
      因みに私はガミラス系のBGMが好きです。

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