今回は宇宙戦艦ヤマトの i f シリーズとして、ボラー連邦と暗黒星団帝国が星間戦争に突入したら、一体どうなるのかを考察していきたいと思います。
アメブロ版では、白色彗星帝国と暗黒星団帝国という記事を書いてましたが、戦力比較だけで、細かいシュミレーションまではしていなかったので、今回はそれをしてみようかと思います。勿論、戦力比較も軽くおさらいもします。
先ず戦力比較ですが、アメブロ版で何度も言っいるように、ボラー連邦の艦隊主力は戦艦であり、暗黒星団帝国のそれは駆逐艦です。暗黒星団帝国の艦隊旗艦を務めるプレアデス級の火力に目が行き勝ちですが、艦隊としての火力は問答無用でボラー連邦の方が上です。この圧倒的アドバンテージを持っているボラー連邦に対して暗黒星団帝国はどう戦っていくのか・・・・そんなシュミレーションになりそうです。
先ず、開戦となると、ボラー連邦は惑星破壊ワープミサイルを放ち、暗黒星団帝国は重核子爆弾を放つことになりますが、どちらも決まりそうなので割愛(笑)
いや、重核子爆弾が届くには広い宙域に広がるボラー連邦を抜いて本星に着弾させるのは至難の業かも知れません。狭小な勢力の地球に落とすのとは訳が違います・・・一方ワープミサイルはいきなりステーキじゃなかった・・・いきなりデザリアム上空ですからジ・エンドかな。では、終了w (事前に通常弾のワープミサイルを放たなければ間に合わないはず)
これでは、あっけないので、この飛び道具はナシでシュミレーションしてみましょう。
艦船名の羅列が続くので、参考書代わりにアメブロ版の「各陣営の戦力を比較するシリーズ」のボラー連邦編1 ボラー連邦編2 ボラー連邦編3 と 暗黒星団帝国編1 暗黒星団帝国編2 を参照して下さい。
では、開戦のやり直し・・・暗黒星団帝国は手始めにプレアデスを旗艦とする駆逐艦艦隊で出陣、後詰に自動惑星ゴルバ、その後方には中間補給基地を配置し、その中には巨大宙母、巡洋艦、巨大輸送艦を待機させる感じですかね。その戦略は、先ずプレアデス艦載機で敵を攪乱しつつ戦力を削り、プレアデスの火力と防御力を活かしつつ、す軽い駆逐艦と共に掃討戦をし、その後に巨大宙母を巡洋艦に護衛させながらその艦載機で敵拠点の制空権を握り巨大輸送艦からの空挺部隊でその拠点を制圧する。こんな感じとなるでしょう。
一方のボラー連邦は、旗艦型戦闘空母乙を旗艦に戦闘空母乙、A型戦艦、B型戦艦、デストロイヤー艦という艦隊の陣容はバリエーションが豊富であり、火力も航空戦力も圧倒的な感じ。後方には前進基地要塞を配備。
では、開幕戦ですが、敵艦隊を補足した時点で、暗黒星団帝国は後方の巨大宙母に緊急招集をかけます。この辺の柔軟性はデーダーやカザンの優秀さで、ボラー連邦の指揮官を上回ります。しかし、巨大宙母艦載機は開戦には間に合わず、押し込まれてからその艦載機がようやく飛来。航空戦力は互角なものの既に艦隊戦でボラー戦艦に押しまくられた暗黒星団帝国の駆逐艦艦隊は早々に壊滅寸前に・・・
そこに自動惑星ゴルバ出現。ゴルバの上部ミサイルでボラー艦載機の被害多数。ボラー艦載機は撤収。ただし艦隊直掩機は残します。
ゴルバの決戦兵器α砲でボラー艦隊にも被害が拡大していきます。ボラー艦隊は決戦兵器のボラー砲とデストロイヤー艦のミサイル波状攻撃を続行し、暗黒星団帝国艦隊はプレアデス共々壊滅。プレアデスは実弾攻撃を主とするデストロイヤー艦との相性が最悪です。
しかし、ゴルバの装甲は強固を極め、このままでは速射性が無いにしてもボラー艦隊はゴルバに押しまくられるので、B型戦艦の格納式惑星破壊ミサイルでゴルバを吹き飛ばし、航空機の被害は甚大なれど、戦争序盤はボラー連邦優勢で進んでいきます。
↑ボラー連邦のデストロイヤー艦のミサイル攻撃で轟沈するプレアデス。B型戦艦群の格納式惑星破壊ミサイルで自動惑星ゴルバ攻略を図る。
艦隊戦では分の悪い暗黒星団帝国は、前進制圧作戦から黒色銀河での待ち伏せ殲滅作戦へと戦略をやむなく変更。ゴルバ型浮遊要塞7隻と残りのプレアデス型戦艦と駆逐艦艦隊で宇宙の難所で待機。
黒色銀河での待ち伏せ奇襲で緒戦は大勝利を収めるものの、惑星国家と違い、大艦隊をいくつも保有するボラー連邦には待ち伏せ奇襲は次戦では機能せず、黒色銀河内でのバチバチの艦隊戦となります。勿論、ボラー連邦は地図作成の為に警戒衛星を飛ばし情報も収集します。次なるボラーの艦隊はハーキンス艦隊。
ここでも、やはりボラー戦艦群と格納式惑星破壊ミサイルで暗黒星団帝国艦隊とゴルバ型浮遊要塞は壊滅・・・
黒色銀河を抜けると大量生産された期待の新型戦艦グロデーズの艦隊が最終防衛ラインを築き待ち構えます。
グロデーズの無限β砲の一斉掃射にハーキンス中将は戦死。ハーキンス艦隊は混乱をきたし撤退。しかし、その戦況を見ていたバルコム艦隊から有り余る艦載機が飛来、隊列が乱れたところにバルコム艦隊のデストロイヤー艦から雨あられの如く降り注ぐミサイルでグロデーズ艦隊も壊滅・・・
しかし、暗黒星団帝国の本星デザリアム前にはアメーバ要塞群が立ちはだかります。要塞サイズながらす軽く動き、強力な触手砲で集中砲火を浴びせてきます。アメーバ要塞の装甲は強固であり、通常兵器やボラー砲も通じず、艦隊は攪乱され被害甚大に・・・
そこへ、ボラー連邦の最終兵器、機動要塞ゼスパーゼが親衛艦隊を伴いワープアウト。
ボラー連邦ベムラーゼ首相と暗黒星団帝国スカルダート聖総統の素晴らしき罵り合いが始まり、罵り合いの終了が最終決戦開始のゴング!
ゼスパーゼから自慢のブラックホール砲(連射が効く)でアメーバ要塞の機動力は奪われ、攻撃が止みます。そこへ、またまた格納式惑星破壊ミサイルが雨あられとアメーバ要塞とデザリアムに降り注ぎ、暗黒星団帝国も遂に万事休してしまい滅亡へ。
——総括——
この大勢力同士の星間戦争を鑑みると、山場は幾つかありましたが、ボラー連邦の人海戦術がものを言った感があります。
暗黒星団帝国はサイボーグであるが為、やはり人口的に不利があったのかも知れません。そもそも体がなくて頭だけって、例え人工培養して誕生して、いつ首を切断して機械の体に接合するのかを考えるだけで一つの記事になりそうです。
あとは、やはりボラー艦隊自体の火力の強さとB型戦艦の格納式惑星破壊ミサイルの大量保有が強力なように思えました。この兵器がなかったら、この大戦の結果もまた違ったものになったかも知れません。
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